個人的に有用性があると判断しているメディアや、役立つサイトを紹介します。
筆者はいろんなアングルから事実を検証するために観ていますが、日常的にニュースを観ることはお勧めしません。
(基本、ニュースは不安や、恐怖心を植え付ける要素があるため、精神的なダメージを受けるからです)
ニュースメディア
ウクルインフォルム ウクライナ国営通信社
テレ東BIZ
https://www.youtube.com/c/tvtokyonews
AFP
https://www.afpbb.com/?cx_part=nav
ロイター
https://twitter.com/ReutersJapan
BBC News Japan
https://twitter.com/bbcnewsjapan
Sputnik ロシア国営メディア 日本語
ABEMAニュース【公式】
https://www.youtube.com/channel/UCk5a240pQsTVT9CWPnTyIJw/featured
日本在住のウクライナ人や、ロシア人のユーチューバーなどの意見も聞いてみるのもいいと思います。
(いろんな立場の人の意見を知ると、同じ国の方でも意見や、考え方がことなったり、共通点があったりします)
翻訳サイト
DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツール
https://www.deepl.com/translator
この翻訳サイトや、Google Chromeの翻訳機能を使うと、海外のメディアもほぼ、読むことができます。
ロシアのメディアや、中国メディア、日本のメディアをそれぞれ見比べると、ロシア発の報道があきらかにおかしい点や、日本のメディアが偏っている事が自分の目でわかるとおもいます。
自分自身の意見を持つ
他人の意見に同調するのではなく、自分自身で考えたり、歴史を学んで、自分の意見を持つことも大事だと思います。
同じ歴史でも、国によってとらえ方が異なります。
例:第二次世界大戦
日本から見た歴史
アメリカからみた歴史
ロシアからみた歴史
中国からみた歴史
同じ出来事でも、認識が異なるんですね。さらに同じ国のなかでも、歴史に対する意見や考え方が違ったりします。
そういった歴史観や、文化のちがいを理解した上で、「じゃあ自分ならどうするか?」「これからどうするか?」という事を考えていくことが、大事だと思います。
盲信は危険
日本はどちらかと言うと、戦争や核について話題にすること自体、タブー視する風潮があります。
考えない。議論しない。
ようするに思考停止ですね。思考停止が一番、危険だと思います。
「日本は憲法9条が—」「非核三原則がある」そういう意見もありますが、どうするかは別として、もしもの事態について、考えたり、議論しておくことは大事です。
想像してください。
丸腰で歩いていたら、暴漢に出くわした時、見逃してもらえますか?
むしろ、恰好のターゲットとして狙われますよね。わざわざ暴漢が、武器を持っている相手を選んで、狙いに行かないでしょう。自分が相手に逆襲されるかもしれないですからね。
だから「核を持たなければ核を落とされない」「軍隊を持たなければ侵略されない」という考え方は、願望であり、妄想だと思います。
事実、ロシアが、核を手放したウクライナを武力侵攻しているわけですし、それで多くの民間人が死傷しているわけですよね。
日本だけがこの先、絶対に侵略されないという保証はどこにもありません。
日本には米軍がいますが、本当に日本を守ってくれるかどうか、どこまで守ってくれるかどうかは、その時になってみないと、わからないです。
条約が必ずしも守られるとは限らない
日米安全保障条約
第10条
この条文は、日米安保条約は、当初の10年の有効期間(固定期間)が経過した後は、日米いずれか一方の意思により、1年間の予告で廃棄できる旨規定しており、逆に言えば、そのような意思表示がない限り条約が存続する、いわゆる「自動延長」方式である。本条に基づき、1970年に日米安保条約の効力は延長されて、今日に至っている。
出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku_k.html
もし、アメリカが条約を反故にして、日本から米軍を撤退させてしまったら、私たちはどうやって国を守るのでしょうか?
あるいは、アメリカが条約の廃棄を勧告してきたらどうしますか?
アメリカが自国にとって有利な条件になるように交渉してきて、「この条件にしてくれなかったら条約を破棄する」と主張。日本はどうしてもその条件を飲めない場合。
アメリカの後ろ盾なしで、どうやって日本を守りますか?
「そんなことは絶対にない!」
おそらく、ウクライナがブダペスト覚書に署名するときも、そう思ったでしょうね。
ブダペスト覚書
協定内容
覚書によると、ロシアと米国と英国は、ベラルーシとカザフスタンとウクライナが核不拡散条約の加盟国になったことを認め、実際には核兵器をロシアに引き渡すことで、 彼らは次のようにする。
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ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナの独立と主権と既存の国境を尊重する。
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ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する脅威や武力行使を控える。
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ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに政治的影響を与える目的で、経済的圧力をかけることは控える。
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「仮にベラルーシ/カザフスタン/ウクライナが侵略の犠牲者、または核兵器が使用される侵略脅威の対象になってしまう」場合、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに支援を差し伸べるため即座に国連安全保障理事会の行動を依頼する。
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ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナに対する核兵器の使用を控える。
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これらの誓約事に関して疑義が生じた場合は、互いに協議を行う。
出典:weblio
ウクライナは核を手放して、協定の当事者であるロシアに攻撃されています。
これが現実にいま起きている事実です。
・・・
どうすればいいかは、私にもわからないです。
ただ、ニュースを見て、無力感を感じたり、悲しい気持ちになっていても何も変わらないし、このまま、いつまでも過去の延長線上で物事を考えていると、日本も危ないと思います。
現実を踏まえた上で、どうすれば日本を守れるのか?
私たち一人一人が考えないといけいない時期に来ているのではないでしょうか。